子供たちにこのCMの話をしたところ
あまりに残念な演技をさせてことにより
速読自体もできるはずないと思っているようでした。
速読…
ブックオフのCM…
すごいですよね!
ただ・・・
知識を得るのに、小説を楽しむのに
飛ばし読み、拾い読みの速読が良いのかには疑問が残ります。
小説の中でのセリフの言い回しには登場人物の細かな感情が表れていたり… 改行や間合い
そういった細かい部分を含めて大きな感動につながるはずです。
小説の内容を知るだけになっては、ネタバレありの読者レビューとなんら変わりありません。
たとえ人の10倍で本を読み終わっても、10分の9を飛ばして読むことで 小説の感動までが10分の1になってしまってはとても残念です。
では
例えば人の10倍で、
本を読むことができないのか…。
当校でフラッシュ暗算3桁15口を3.2秒で解く生徒がいます。
45の数字を目で追うだけでも大変な早さですが、さらに計算まで行います。
これを数字、ではなく文字に置き換えた場合
例えば
文庫小説1ページ38文字×16行 250ページで
1冊約10万文字だとして 約2時間弱となります。
足し進めていくことを考えた場合
1時間30分もあれば
読み、理解することは
全く問題なくできます。
まぁ 疲れますが・・・
では 実際
どのようにして
能力(脳力)をあげるのか
フラッシュ暗算ではまず計算力を上げだんだんと桁を増やすます。
しかし
桁を増やした最初の段階では
まだ位同士を足しているにすぎません。
例えば123+123では
1+1 2+2 3+3 で 246
として答えをだします。
この段階でも2+2で 1+1の答え2を
3+3でその前に計算した24を
忘れず記憶しておく必要があります。
しかし
視野を3桁まで広げ、 注意力を3桁すべてに分散する
ことで
123+123の計算をすることができます。
イメージとしては3つの数字をぼんやりと確認し
どれを先ともなく同時に足すイメージができてます。
この段階まで来ると
通常生活するうえで身につくことが少ない
同時認識と同時判断ができるようになります。
速読でも同様に
まずは1文字づつを早く追う訓練をし
ある程度の習熟ラインまで理解力を早め(高め)ます

速脳 レベル1
ある程度の早さに対応できるようになったら
一言、一句を一つの塊として理解することにより
例えば15文字を
1文字×15 から
5文字×3
と理解するようにします。